ゲーム機がネットワークに接続され始めた頃、誰もが夢想した、
「自然な」通信対戦機能が超高レベルで実現されている事に驚きました。
いままでありそうでなかった、「対CPU戦を行いながら乱入を待ち受ける」事が可能で、
ゲームセンターそのままの趣きが味わえるだけでなく、それをメーカーが公式に集計、
ランク付けされて全世界の同好の士と競えるという煽りっぷり。これで燃えないわけが無い。
んで燃えた結果がこちら。ランカーと並べると全然ひよっこですが。
ラグが無い!?
本作品が発売されるまでは、同社が北米向けにダウンロード販売していた「スパIIX HD版」で夜な夜な対戦を楽しんでいたのですが、それと比べて次元が違うといっても過言で無いほど、ネット対戦時にラグを感じさせません。
写真のとおり15時間近くやって、最も強く感じたラグが
「ボタンを押してから技が出るまでに0.5秒ほど遅れる」
というもので、これが100戦やって1,2回程度。*160フレームのゲームで0.5秒というのは全然シャレにならない時間ですが、これまでのネット対戦格闘ゲームを思えば格段の反応速度向上を誇るのではないでしょうか。
ちなみに自宅の環境は以下の通り
BIGLOBE e-access ADSL 50Mコース 実測2M程度 PS3版 有線LAN
これまでだって?
もちろん、やろうとおもえばXBANDに始まりKaillera、XLink Kaiと各種ソリューションは出揃っていたのですが、ゲーム機とソフトのみ*2でそれが実現できる事の意味は大きいと思います。しかも比肩以上のクオリティで。
昔は毎日通っていたゲーセンも出社時はオープン前、退勤時には蛍の光、という現代の過酷な社会人に、あの頃の興奮と感動を本当にそのまま自宅で味わえるツールとして、意外にオススメなのかも知れませんね。
PS3版では対戦した相手にその場でフレンド申請やメールを送ることが出来るので*3、「どこかで見た攻め方だな...」と思っていたら昔ゲーセンで戦った事のある相手だったり。するかも。