造語です。僕自身かつて経験した状態で「え、こんなことが人様の気付きになるのか!?」とびっくりしました。今でもたまにあります。定義は、
「いま自分が学んでいる地点を世間の平均的な知見と捉え、かつて自分がいた時点に今いる人に対して、価値ある情報など持っていないと思い込んでしまう状態」
とし。出力して価値を届けられる状態をスルーしてしまうので「通り過ぎ」と表現しています。学べば学ぶほど謙虚になるため、真面目な人ほど陥りやすいように思えます。学んで、少しでも自分の血肉になっているならそれはものすごい価値のあることなので、あとはマトメ方、構造化や伝えたいことのミニファイだけ気をつけてバシバシ発信してほしいなと思います。
これは
という原理を学びの課程に置き換えたものでもあります。例えば、今日何を食べた〜 という一見どうでもいい情報でも100万人、1000万人規模、あるいをそれが断続的でも数年に亘って続いた場合、前者はトレンドを作り出し、後者はその人の因果関係を想像できる(例えば健康状態)貴重な情報になります。情報に対して価値を創造するのは常に受け手側ですので、こうかな?と思ったことは躊躇せず発信してみていただきたいなと思います。